古流について
皆さんは 古流と聞くと「古い流儀」の略だと思われると思いますが 実際は 「古雅幽玄な流儀」の略です
江戸時代 神田明神境内にて一志軒今井宗晋によって生けた花が 当時の江戸庶民にもてはやされ
「古流」と呼ばれたのが 始まりです
江戸時代以前の「いけばな」は 武士の教養として 男性が勉学の一環として 習うものでしたが 現在の「いけばな」は 生活を豊かにするため 楽しむものへと変化しています また 飾る場所も 以前は「床の間」でしたが 今は 食卓に飾り 食事の時間をより楽しむものに使ったり リビングに置いて 季節の移ろいを感じる物として お花を生ける事が多くなってきています 皆様も 生活にゆとりの出る「いけばな」をはじめてみて下さい